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まずはこちらをご覧ください

これは日本人に読ませるな。いますぐ抹消しろ!

GHQが危険視し、封印した禁断の書

戦後、GHQは “ある本” を血眼になって、日本中から消し去ろうとしました。

「日本人の強さの核心が、    この本に書かれている…」

そう確信し、この本を歴史の表舞台から葬り去ろうと企んだのです。(事実、本書は『GHQに没収された本―総目録』にも明記されています)

“禁断の書”

の正体とは...?

では、その

日本人の “生き方の原点” がここにある…現代の日本人こそ読むべき名著

これまで35冊以上の文学作品・歴史書を翻訳し、日本独自の文化の深層に光を当ててきた麗澤大学前学長・中山理先生は、本書についてこう語ります。

本書は、日本人の〇〇を見事に描いてみせた名著だと言えよう。
にもかかわらず、あるいはそうであるからこそ、アメリカの占領軍は本書を焚書にし、私たちの読書空間から追放してしまったのである。それはとりもなおさず、日本の文学と芸術に対する思想弾圧以外の何物でもない。

本書に描かれた人物譚は、昭和という時代を超え、令和の時代を生きる私たち日本人にとっても、心の琴線に触れる名作の中で生き続けている。まさに本書は現代に生きる私たちが是非とも味読すべき一冊に違いない。

どうやらこの本には、日本人が脈々と受け継いできた「生き方の原点」と、それを支えてきた日本独自の精神性が、見事に描かれていたようです。
先の大戦で、命を顧みない日本兵の姿に、“狂気じみた強さ”“恐怖” を感じたアメリカ人たち。

「もう、あんな強い日本人は見たくない…」

そう願った彼らにとって、この本は、強靭な精神力の源となる “危険な書” と映ったに違いありません。だからこそ、歴史から抹殺しようとしたのです。

では、いったいこの本には何が書かれていたのか? GHQがそこまで恐れたその内容とは?

『日本人の死』。

その本の名は…

※画像はイメージです。

本書は、宗教・哲学・精神史に精通する文藝評論家・亀井勝一郎が、神話の時代から近代まで、日本人が「いかに生き、いかに死んできたか」を真正面から描いた作品です。

本書で取り上げられるのは...

伝説として記憶された英雄「日本武尊(やまとたけるのみこと)」忠義を貫き、大楠公として語り継がれる「楠木正成」俳聖として最期まで “旅” に生きた「松尾芭蕉」“風雅の魔神” として壮絶な最期を遂げた「千利休」 海軍伝統の精髄を体現した大提督「山本五十六」

など、計21人の歴史上の偉人たち。

時代や立場のちがう彼らが、それぞれどのように最期を迎えたのか。その “死にざま” を通して、日本人が大切にしてきた “美学” が、力強く描かれています。
勇ましく、美しく、ときに悲しく、切ない…。その “生きざま” と “死にざま” の一つひとつが、今を生きる私たちの心を深く揺さぶり、読み進めるうちに、胸の奥から熱いものが込み上げてくるはずです。
なぜ、昔の日本人は、あれほどまでに強く、迷いなく、自らの道を貫けたのか… その精神力の源となる “日本人独自の死の美学” が、本書を通して見えてくることでしょう。GHQがこの本を「危険な書」として封印しようとした理由も、きっと納得できるはずです。
この一冊には、私たちが忘れかけている日本人の強さの秘密が、ぎっしりと詰まっているのです。

失われつつある日本人の「死の美学」

しかし現代の日本では、こういった日本人らしい “死の美学” は次第に失われつつあります。
戦後、GHQによる焚書によって、“戦前までの死生観” に触れる機会を奪われ、さらには「死=良くないこと」という価値観が、行きすぎた平和教育のなかで深く刷り込まれていきました。
そこに追い打ちをかけたのが、核家族社会と医療の発達です。どんどん日本人の死は家庭から離れ、病院の奥へと押しやられ、「死」は遠く、重く、語ってはならない “タブー” になってしまいました。
そして今では、「自分は何のために生きているのか」そんな根本的な問いすら、見失いかけている人が異常に増えています。

「今さえ良ければいい」

「自分だけが大事」

「お金がすべて」

そんな価値観が広がる現代社会。その根底には、日本人が “死” と正面から向き合う文化を失ってしまった現実が深く関係しているのかもしれません。
自分たちの死生観を忘れつつある今こそ... 
かつてない超高齢化と多死社会を迎えようとする今だからこそ...
本来の “死の美学” とは何だったのか。先人たちから受け継いできた精神性や価値観を、もう一度見つめ直すときが来ているのではないでしょうか。

一歩間違えれば “誤解” される名著...だからこそ、正しく読み解く必要があります

とはいえ、本書『日本人の死』は “死” をテーマにした一冊。
きちんと読み解くには、当時の時代背景や文化的な文脈を踏まえる必要があります。
本書が書かれたのは、戦争末期の1944年。当時と現代では、社会の空気も、死のとらえ方もまるで違います。
現代のように、死が日常から遠ざけられ、戦争を知らない私たちが、ただ表面的にこの本を読むと、著者の本当の意図を見誤ってしまうかもしれません。
だからこそ、現代の私たちがこの本を読み直すには、戦前の価値観や表現を、現代にわかりやすく “翻訳” してくれる専門家の存在が欠かせません。
そこで今回、『日本人の死』の復刻を記念して…

これまでに35冊以上の文学・歴史書を翻訳し、日本と西洋の文学の比較研究を通して、日本人特有の死生観や精神文化を読み解いてこられた文学博士・中山理先生

日本尊厳死協会・元副理事長。在宅医療に30年以上携わり、これまでに2,500人以上の看取りを経験。“死”と向き合い続けてこられた現場のプロ・長尾和宏先生

このお二人を講師に迎え、書籍『日本人の死』を現代の視点からわかりやすく読み解きながら、「日本人にとっての死とは何か」「私たちはどう生きるべきか」をじっくり考える、特別講演会を開催することにしました。

『日本人の死』復刻記念・特別講演会

日程

参加者の方には、参加方法(会場席・オンライン席)にかかわらず、講演会の録画ビデオを講演終了後、1か月以内にご提供いたします。提供させていただく録画ビデオに視聴期限はありませんので、いつでもどこでも、何度でもご覧いただけます。そのため、上記日程にて都合がつかない方も安心してご参加いただけます。

7/18

(金)

プログラム

17:00〜18:00:前半|中山理先生による講演

18:00〜18:30:休憩

18:30〜19:30:後半|対談セッション(中山理先生×長尾和宏 先生)

*プログラムには変更の可能性がございます。

*開始・終了時間については変更の可能性もございます。

会場

会場は東京都内となっております。詳細はお申し込み後にメールにてご連絡いたします。

東京都内

内容

本講演会は、前半と後半の二部構成でお届けします。
前半では、麗澤大学前学長・中山理先生がご登壇。GHQによって禁書とされた、亀井勝一郎の名著『日本人の死』を、現代の視点から丁寧に読み解きながら、そこに込められた “日本人の死の美学” を、わかりやすくお伝えします。
日本の英雄たちの最期を、どう読み解くべきか。なぜ、彼らは「辞世の句」を詠んだのか。日本人と西洋人の死生観は、何が決定的に違うのか。こうした問いに対して、歴史・文学・哲学を織り交ぜながら、読者自身では気づきにくい本書の本質を深く解説していきます。
さらに…本講演は単なる書籍の解説にとどまりません。
後半では、もう一つの重要なテーマである「現代医療と死の問題」にも踏み込んでいきます。対談のお相手として登壇いただくのは、在宅医療の第一人者・長尾和宏先生。
30年以上にわたり2,500人以上を看取ってきた経験をもとに、「死を先延ばしにするだけの延命治療」が、どれほど多くの人を苦しめているのか──大病院の先生が言いたがらないその実態について赤裸々に語っていただく予定です。
中山先生と長尾先生の対談を通じて見えてくるのは、「枯れるように死ぬ」という、かつての日本人が自然に受け入れていた “死のかたち” 。それは、今を生きる私たちにとっても、本来あるべき “最期の迎え方” を考えるヒントになるはずです。
これまで当たり前だと思っていた “死” のイメージが覆され、「生き方」そのものを見直すきっかけとなる── 本講演は、“死” をさまざまな角度から見つめ直す、貴重な時間となるでしょう。

リリース記念・特別オファー 

復刻記念・特別講演会にご参加いただいた方限定で

書籍『日本人の死』(予定販売価格 税込 2,728円)をセットでお届け!

本講演にご参加いただく方には、事前に書籍『日本人の死』をセットでご提供いたします。講演会の前に読んでいただくことで、より本書の理解が深まることでしょう。


…とはいえ、まったく読んだことがない方でも、予備知識がない方でも、安心してご参加いただける構成となっています。

書籍『日本人の死』の詳細はページ下部をご確認ください。

※画像はイメージです。

講演会アジェンダ

前半|講演(約60分)

「書籍『日本人の死』から学ぶ、失われた死の美学」

講師:中山理 先生(麗澤大学前学長)

◆ 英雄たちは、いかに生き、いかに死んだのか?

日本武尊、木曾義仲、千利休、山本五十六…『日本人の死』が描く、偉人21人の “美しい最期” に学ぶ

◆ 戦後GHQが封じた「死の教養」

中山先生が研究で直面した、日本精神史に刻まれた “空白”戦前から戦後へ…私たちは死をめぐる叡智をいかに失ったのか?

◆ なぜ日本人は、死の直前に「詩」を詠むのか?

痛みに耐えながらも “美” を追い求める──西洋には存在しない、日本独自の “辞世の句” という精神文化

「人は、生きたように死んでいく

『日本人の死』で読み解く、真・善・美が調和した日本人の生き方

◆ ハラキリ・殉死… 武士道が説く “死と生” の真意

「武士道とは死ぬことと見つけたり」── その誤解と真の意味

◆ 人生100年時代×多死社会…どう「死」と向き合えばいいのか?

西洋式の “死の哲学” では届かない、「日本型死生学」のすすめ

(*講演内容には変更の可能性がございます。)

後半|対談セッション(約60分)

「 “心” と “身体” の両面から『現代の死』を問い直す」

講師:中山理先生(文学博士) × 長尾和宏先生(在宅医)

◆ “死の医療化” という現代病」“心” と “身体” を分断した

近代医療の落とし穴

「病室での死」「苦しむ最期」が当たり前になった時代に、私たちは何を見失ったのか?

◆ 「在宅医・長尾和宏が見た “本当の平穏死”

がん末期の患者と10年向き合い、2,500人を看取って辿り着いた“幸せな死に方” とは?

◆ 医者やメディアが語らない、

胃ろう・抗がん剤・延命治療の真実…

在宅医・長尾氏が「死ぬ時に医者はいらない」と断言する理由

◆ 望まない自分の最期を避けるため…大切な人の尊厳を守るため…

「死ぬ準備」としての “リビング・ウィル” と “家族会議” の実践法

◆ 「令和の死に方」現代に逝った有名人の “見事な死” に学ぶ…

病気になっても、自分らしく生き、旅立つためのヒント

◆ 「尊厳 “死” ではなく、尊厳 “生” へ

どう死ぬかではなくどう生ききるか… 人生100年時代を楽しむ技術

(*講演内容には変更の可能性がございます。)

講演を視聴するメリット

書籍『日本人の死』を自分一人で読むだけでは気付きにくい著者の意図や背景、そして和歌に込められた微細な感情を、中山理先生が現代の言葉でやさしく解き明かしてくれるので、本書の世界をより豊かに、何倍も深く味わうことができるでしょう。
さらに、後半の中山先生と長尾先生との対談では、がん治療の現実や、かつて当たり前だった「痛みなく、自宅で穏やかに旅立つ」という “死のかたち” など、普段はなかなか聞くことのできない「死の教養」を得ることができるでしょう。
文学と医学... 異なる視点が交差することで、“死” を通して “どう生きるか” を見つめ直す、かけがえのない時間となるはずです。
やがて自分にも、家族にも訪れる「その日」に、私たちはどう向き合うべきか。そして、「その日までを、どう生きるのか」。最後まで自分らしく、穏やかに人生をまっとうするためのヒントが、きっと見つかることでしょう。

焚書書籍『日本人の死』復刻記念・特別インタビュー

日本人の “死の美学” とは?

超高齢化時代の死生観

現代日本が忘れてしまった “死のカタチ” 

(麗澤大学元学長・中山理先)

理想的な最期の迎え方|中山先生の死生観とは?

現代日本が忘れてしまった “死のカタチ” 

(麗澤大学元学長・中山理先生)

痛くない、血も吐かない “枯れるような死” とは?

現代日本が忘れてしまった “死のカタチ”【番外編】

(元長尾クリニック名誉院長・長尾和宏先生)

GHQが封じた書籍『日本人の死』とは?

日本の偉人に学ぶ“死の美学”

現代日本が忘れてしまった “死のカタチ”

(麗澤大学元学長・中山理先生)

選べる2つの参加方法

会場席

中山先生・長尾先生の講演を生で直接聞くことのできる会場席

今回、講師を務める中山理先生は、ウィーン、ベトナム、シンガポール、インド、フィリピンなど、世界各国の大学で日本文化の講義を実施。
ボストン大学ではアメリカ人研究者と「道徳」をテーマに共同研究を行い、さらには、あのダライ・ラマ来日講演のアテンドも務めた、希少な国際派知識人です。

膨大な日本の古典・歴史書と、海外の重要文献を読み解いてきたその知的バックボーン。それをもとに、日本人の精神性や死生観を、学生や海外の人にも伝わる言葉で平易かつ深く語ることのできる、まさに『日本人の死』を正しく読み解くに最もふさわしい人物の一人と言えるでしょう。

そして対談のお相手は、在宅医療の第一人者・長尾和宏先生。これまでに2,500人以上を自宅で看取ってこられた医師であるだけでなく、公益財団法人 日本尊厳死協会の副理事長として、「平穏死」の推進や制度整備の提言にも取り組まれている、“死”のスペシャリストです。
このような異なるフィールドの第一人者お二人が、「文学」と「医療」の視点から語り合う貴重な機会。

これまでに費やされてきた膨大な時間、書籍・リサーチ代、学会参加費、研究と実践の積み重ね…。それらをすべて合わせると、数万〜数十万円で測れるものでは到底ありません。
もちろん、巷には医師が書いた “医学としての死” の本や、人文学者が綴った “哲学としての死” に関する書籍はたくさんあります。しかし、心と身体、文学と医療の両面から、現代の「死」とどう向き合うべきか…。その “本質” をここまで深く語り合う機会は、他にほとんどないのではないでしょうか。今回を逃せば、二度と得られない出会いになるかもしれません。
そんなここだけの貴重な体験の時間は、あなたにとっていくらの価値があるでしょうか?
今回、一人でも多くの方に、この内容を知ってほしい… 失われつつある日本人の “死の美学” をもう一度見つめなおし、「最後まで自分らしく生きる」ためのヒントを手にしていただきたい…
そんな想いから、本講演会を生で体感できる「会場席(限定40名)を、8,800円(税込 9,680円)でご参加いただけるようにしました。
中山先生と長尾先生、いずれも第一線で活躍されるお二人の話を、直接聞けるまたとない機会です。お席には限りがございますので、どうぞお早めにお申し込みください。

会場席

※講演会のため、返金保証はございません。

オンライン席

どこからでもご参加いただける

こちらも、貴重な講演をリアルタイムで楽しむことができる特別なお席です。
本講演を現地で聞ける席数には限りがあります… 
しかし、中山先生と長尾先生のような、第一線で「死」について研究されている専門家の生講演を、一人でも多くの方にリアルタイムで見てほしい…
そんな思いから今回は、オンライン席は税抜4,980円(税込 5,478円)
でご参加いただけるようにしました。
もちろんリアルタイムでご参加いただけるだけではなく、今回の講演の録画ビデオも後日、ご提供いたします。
「オンライン席」のご購入は、下記のボタンからお申し込みください。

オンライン席

※講演会のため、返金保証はございません。

ご参加方法

お申し込みいただいた方へ、ZoomのURLをメールでお送りします。
このページ内の「オンライン席に申し込む」ボタンより、簡単にお申し込みいただけます。お申し込み完了後、講演会の参加に関する詳細は、後日メールにてご案内いたします。
当日のライブ配信は、Zoomを使用して行います。ご自宅やオフィスなど、どこからでもご参加いただけますので、ぜひリラックスしてご視聴ください。当日は、メールに記載されたZoomのURLリンクをクリックするだけでご参加いただけます。

FAQ

Q

予定が合わなければ、どうしたらいいですか?

A

録画ビデオもご提供しますので、当日ご都合が合わない場合でもご安心ください。「急な予定で視聴できなかった…」という方も、問題なくご覧いただけます。視聴期限は設けておりませんので、提供後はお好きなタイミングで、何度でも繰り返しご視聴いただけます。ただし、中山先生と長尾先生による対談は、生配信でこそ得られる学びと臨場感があります。そのため、可能であればリアルタイムでのご参加をおすすめしております。(録画ビデオは講演終了後、1か月以内にご提供いたします)

Q

オンライン配信中、どうしたらコメントをできますか?

Zoomからお気軽にコメントしていただけます。YouTubeやブログなどにコメントするように、簡単にご記入いただけます。また、他の方がどのような意見を持っているのか… 同志の考えを知るきっかけにもなるでしょう。

A

2つの品質保証

19年間で

232万人以上が利用

91%が満足の顧客サポート
48時間以内に対応します

私たちのグループでは、2025年4月末時点、過去19年間で232万1937人のお客様に、このような商品サービスを提供してきました。

私たちのカスタマーサポートチームは、休業日を除き48時間以内にはほぼ全てのメールに対応しており、実際に91%のお客様から「満足」の評価を頂いております(2024年3月現在)。

※この商品には1か月返金保証はついておりません。あらかじめご了承ください。

講師紹介

中山 理(なかやま おさむ)

麗澤大学大学前学長
英文学者

1952年三重県生まれ。麗澤大学外国語学部卒業、上智大学大学院で英米文学を専攻文学博士号を取得。英国エセックス大学、エディンバラ大学留学。「失楽園」の著者:ジョン・ミルトンの研究において、日本の自然観から読み解いた斬新な論文を発表。日本人ながら、英文学界で世界的な業績をあげた。その後、麗澤大学では12年間学長を務める。現在、麗澤大学大学院特任教授。モラロジー道徳教育財団特任教授。


英文学・道徳に関する専門書を35冊以上翻訳。著書も多数。上智大学時代の指導教員は、「知の巨人」と呼ばれた渡部昇一氏。以来、愛弟子のひとりとして師事し、渡部氏との共著も4冊。イギリスに留学した経験から、主に詩や小説・神話などの文献(原典)を通じて西洋と日本を比較する「比較文化」のアプローチで、日本独自の文化を探求。国内外の大学、教育者、経営者に向けて、日本の歴史や文化の魅力を発信し続けている。


これまで数々の国際会議にも出席。ボストン大学では現地研究者と「道徳」の共同研究。(ハーバード大学の生協でも著書が販売された)ウィーン、ベトナム、シンガポール、フィリピン、インドなど世界各国の大学に招かれ、日本文化や道徳の講義を実施。かつて、ダライ・ラマが来日した際には、アテンドを行った経験もある。「世界で戦うには、西洋の真似ではなく、日本人としてのアイデンティティを強く持つことが一番大事」という信念を持ち、古希を迎えた現在でも、“真の国際人” を育成するための指導・講演活動に情熱を注いでいる。

<座右の銘>

壮にして学ばば老いて衰えず

老にして学ばば死しても朽ちず

(江戸時代の儒学者:佐藤一斎の言葉)

(故)渡部昇一先生との対談

“学長になったとき、故・渡部昇一先生から1つの短冊をいただきました。中年になって、壮年になって学ばば、年をとっても衰えないぞというものです。つまり、学長になって、その地位に安住していると学べなくなる。そうすると、学長を辞めたときに学者としての道が狭まってしまう。だから、学長になったら、倍ぐらい勉強しなさい。倍ぐらい本を出しなさい。倍ぐらい論文を書きなさい。というのが、その先生の短冊に込められた意味だったと思います。


その佐藤一斎は、「老にして学ばば死しても朽ちず」(老人になって学べば、死んでも朽ちない)とも言っています。人生は一生学びであると、それが私の目標ですね。だから、これで終わりということはありません。今、ちょうど古希を迎えて70歳になりましたけれども、本格的な学びはこれからだと思っています。今まで学んだものを土台にして、もっともっといろいろな知識を自分のものにして、学びを深めていきたい。最後まで学び続けることが私の最終的なゴールだと思っています。”

長尾 和宏(ながお かずひろ)

元・長尾クリニック名誉院長医学博士公益財団法人日本尊厳死協会・副理事長

1984年、大阪大学医学部付属病院に入局し、約11年間、多くの病院に医師として勤務。

医学博士を取得し、1991年からは立芦屋病院内科医長にも就任。


その後1995年、兵庫県尼崎市に長尾クリニックを開業し、約29年間、院長・名誉院長を務めました。


さらに、

・日本ホスピス在宅ケア研究会・理事

・一般社団法人日本在宅救急医学会・理事

・一般社団法人東京医科大学医学部医学科同窓会 理事

などなど、これまでに様々な要職に就任してきました。


あえて「町医者」という言葉にこだわり町全体が私の病棟」をモットーに地域の患者を支えてきた、在宅医療の先駆者的存在です。zoomでの講演も随時開催し、患者は全国各地、時には海外からも押し寄せるほど。


しかし、今年の6月。惜しまれながらも名誉院長を退任。その理由を先生はこう語ります。


「医師になってから、休むことなく働き、あらゆる情報を発信してきました。そして今ではありがたい事に、数多くの患者さんが私の元を訪れてくれるようになりました。しかし、自分1人で診れる患者さんの数には限界があります。今後は、後続の医師の教育や、私の持つ知識や経験をもっと多くの人に届け、命を救いたい」


引退してもなお、消えることのない医療への怒り... そして「認知症に苦しむ多くの人を救いたい」という想いを抱き、現在は、後続への医師の教育と、さまざまな医療情報の発信に注力しています。

講演会の購入者皆様へのセット商品

今回の講演を購入(参加)される方皆様に、書籍『日本人の死』をセットでご提供します。

※画像はイメージです。

本書で取り上げられる21名の英雄たちのうち、何人かご紹介すると…

*ああ、相模の野原で燃え盛る炎の中に立って、私を気遣い、声をかけてくださった(愛しい)あなたよ(どうかご無事でありますよう。)

*少女の床の辺に私が置いてきた剣城の太刀、ああ、その太刀

「最大の武人にして、最大の詩人」

「古事記が伝える、愛に殉じた姫神」

短き命を「戦」と「軍旅」に捧げた伝説の英雄その“辞世の句”に宿る、日本精神の原点とは

愛する夫のため、荒れ狂う海へ──切なく、美しい最期が語りかける、“永久の愛”

*姫(娘)のことだけが心配だが、彼女は生きているのだから、嘆きながらも日々を過ごすだろう。

*別々の場所で討たれるより、同じ場所で相果てよう

「死ぬなら、お前と同じ場所で…」

「せめてもう一度、娘の顔を見たい…」

平家物語に刻まれた、あまりにも美しく壮絶なラストシーン“最強の問題児”が貫いた、「忠義」と「友情」の極致

島流しにされ、ただ一人都に帰れなかった悲しき僧…鬼神をも泣かせた、父としての最期の想い

*人生七十年。 えい!やぁ!とう! ああ、われこの宝剣をとって、 祖仏を共殺す。我が身につけた茶道の一つ太刀、いまこの時ぞ天になげうつ。

*私がいなくなっても、和歌山の浦の波のように、民草が存在する限り、仏の教えは尽きることがない。

「90歳になっても、死にたくない…」

「なぜ、千利休は切腹したのか?」

民衆とともに迷い、苦悩し、祈り続けた、浄土真宗の宗祖・親鸞。その“人間らしさ”の果てに辿り着いた、究極の悟りとは

秀吉への反逆か、それとも風雅を貫いた果ての“死”か…“風雅の魔神”が遺した、壮絶極まる最後の詩

*日本の海を守る長として、今日の初日を仰ぐ恐れ多さ

*旅先で病状に伏しても、夢の中では、まだ行ったことのない枯れ野を駆け回っている。

「2000年、脈々と受け継がれてきた“武と詩”の精神」

「旅に生き、旅に死んだ男」

なぜ芭蕉は、「奥の細道」という荒涼の地を選んだのか…旅という“戦”に挑み続けた、俳聖に宿る“武士の血”

沈着寡黙、勇武壮烈、細心明晰…海軍伝統の精髄を体現した大提督が遺した、日本人の精神的DNA

本書では他にも、次のような日本史上の英雄21名が体験した壮絶な “死にざま” が、瑞々しい文体で描かれています。

彼らが、人生の最後にどんな言葉を残し、どのように最期を迎えたのか読み進めるうちに、日本人が昔から大切にしてきた精神性や死生観が浮かび上がってくるはずです。
なぜGHQは本書を恐れ、何を日本人から隠そうとしたのか。その背景までもが見えてきて、あなたの内に眠る “日本人の精神的DNA” に気付くきっかけとなるでしょう。きっと、日々の生き方までもが豊かに変わっていくはずです。

著者・亀井勝一郎について

亀井勝一郎(1907年から1966年)文芸評論家。
北海道函館出身。東京帝国大学文学部美学科に入学するも政治運動にのめり込み退学。3・15事件で検挙される。出獄、転向を経て『日本浪曼派』に参加し、太宰治、保田與重郎らと知り合う。戦時期は美術批評と宗教論、戦後は文明批評を展開。晩年は『日本人の精神史研究』に全力を注ぎ、菊池寛賞を受賞。本書では “現代人の一標本” として歩んだ批評家の遍歴を激動の時代精神とともにたどる。

選べる2つの参加方法

会場席

オンライン席

限定40名様

講演会を「現地」で生視聴

Zoomで生視聴

書籍『日本人の死』をお届け

書籍『日本人の死』をお届け

録画映像が視聴可能

録画映像が視聴可能

※講演会のため、返金保証はございません。

注意事項

◇ 講演会のため、返金保証はございません。


◇「会場席(限定40名)」の募集は定員が集まり次第、終了となります。


◇ 書籍『日本人の死』は、会場席、オンライン席のいずれをご購入いただいてもセットでお受け取りいただけます。


◇ 書籍『日本人の死』は郵送にて送付いたします。準備次第発送となりますので、あらかじめご了承ください。


◇「会場席」では、記録用の動画にお客様の顔が映り込む可能性がございます。販促、広告等に使用する可能性もありますので、あらかじめご了承ください。


◇会場は東京都内となっております。詳細はお申し込み後にメールにてご連絡いたします。まずは、ページ内のお申込みボタンからお手続きください。


◇ 各回、現地集合・現地解散です。会場までの交通費や宿泊費などは別途、ご自身で負担していただくこととなります。


◇ 現在、先生へのQ&Aのお時間は予定しておりません。たとえ当日、質問の機会が設けられた場合でも、講演時間の都合上、ご来場の有無にかかわらず、すべてのご質問にお答えできるとは限りません。何卒ご了承ください。


◇ 講演中の写真・動画などの撮影はご遠慮ください。


◇ 「会場席」「オンライン席」いずれをご購入の場合も、録画ビデオがセット商品に含まれます。


◇ 本講演会中に、中山理先生による講座「伝承・日本文化のDNA〜世界に誇る和の国の叡智〜」シリーズおよび、長尾和宏先生による講座『現代医療の新常識〜医者が言わない病気の真実〜』シリーズのご案内をさせていただく可能性がございます。